「風のたより21号」を読む。

 目次を見て、松岡祥男以外は、私には初めて接する作者だった。だから最後まで興味深く読むことが出来た。

 「風のたより21号」 発行所 風のポスト 2020年8月発行

 住所 〒168-0065 杉並区浜田山4-27-26 伊川方

 初めて接する執筆者の、小坂厚子の詩、伊川龍郎の文章、若月克昌の小説、それぞれ独自の味わいがあって、楽しい時間を過ごすことが出来た。

 とりわけ、松本孝幸の「宮城まり子の死」に感銘した。いい文章だった。宮城まり子についてほとんど無知の私にとって、人間という存在者の深さについて強く教えられた。

 尚、松岡祥男が「高知新聞」に連載した「文学という泉」がインターネット上の「高屋敷の十字路」内の「隆明網」の「猫々堂ファンコーナー」に掲載され、また、「同行衆通信」(全五五号)もアップされるとのこと、ここに付記しておく。

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