詩誌「リヴィエール」179号を読む。

 永井ますみさんから送られてきた詩誌を読んだ。

 「リヴィエール」179号 発行所 正岡洋夫 2021年11月15日発行

 十八人の詩人の詩十九篇、七人の詩人のエッセイ七篇で構成されている。

 石村勇二の詩「いてくれるだけでいい」、同氏のエッセイ「今が頑張りどき」は、人生を共にした夫婦の深い愛情、また、家族がたがいに助けあう姿が刻まれている。

 茶木敏行の詩「傘の記憶」は、女の「触れる指と掌のぬくもり」(同詩六行目)を言葉によって永遠化せんとしたものである。印象深い作品だった。

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