永井ますみさんから送られてきた詩誌を読んだ。
「リヴィエール」180号 発行所 正岡洋夫 2022年1月15日発行
十七人の詩人の作品十八篇、扉の裏に一篇、八人の詩人のエッセイ八篇が収められている。
中でも印象的だった詩は、正岡洋夫の「あの頃」、石村勇二の「妻が帰る日」。この二篇の詩は、言わば帰郷する詩だった。何処へ? ほんとうの自分の方へ帰る途上の言葉だった。また、山下俊子の「道」は、親子の愛情を美しく純化して描かれていて、心に残った。
エッセイでは、内田縁の「アラサン」、谷本州子の「花それぞれ㊱スイセン」、市原礼子の「猫のいる風景19」、これらの作品は生きとし生けるものを描いて、ひととき、読者の心を浄化するだろう。
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