いのちの火

まだ燃えていた

あなたがいて また

もうあなたがいない場所には

骨だけが残り

座っていた

笑っていた

確かに

まだ燃えている

わたしのこころと

あなたの骨が

未明

輝きあって

重なりあって

やわらかく開き

ついに ふたつのくちびるになって

しっとり語りあうほどに

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