午前二時過ぎ、まどろみの中で脳裏に言葉が浮かんでいた。ベッドから身を起こし、忘れないうちにそれをノートに書き写した。
あなたと
死別して
八年がたって
わかったことが
ひとつだけある
ニンゲンには
ワタシには
いつ自分の死がやって来るのか わからない
当たり前の話だが 突然あなたを喪って
それが 身に沁みて わかった
だから きょう いちにち ニンゲンだけでなく めぐり会ういのちを
ワンちゃんも ネコちゃんも すべて愛して生きること
あなたを愛したように 他のいのちも
大切にして 愛して おまえ狂ったか そう言われるほどに
ここで私のペンは止まった。ツマラナイ文章だった。スッカリ白けてしまった。トテモもう一度眠れそうになかった。ノートを閉じて、勉強机から離れ、寝室を後にした。いつものように台所で長男とわたしの朝食の準備をし出した。
*今日は曇天で、風もあり、涼しく、午後一時過ぎ、芦屋浜の浜辺まで歩いた。砂と水の境をスマホで撮っていた。
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