焼きすてる

不図見れば

畳の上に

我が死体

不図見れば

庭木に吊られて

おのが首

なんとなく

写真の我れを

焼きすてる


*一九七七年二月十三日、私が二十七歳の作品。日記帳に書かれていた詩(俳句?)をそのまま掲載した。

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