詩誌「オリオン」第三十九号を読む。

 東川絹子さんから詩誌が送られてきた。

 「オリオン」第三十九号 編集人 松川/東川 2023年5月20日発行

 この詩誌は、二人の作家の作品で構成されている。

 まず、松川紀代の詩作品は八篇、最も短い詩が五行、最も長い詩が十三行。短くて簡潔な詩だった。エッセイは、友達を描いている。中学校から付き合いのある女性でさながら人生の伴侶のようだった。

 一方、東川絹子の詩作品は、死に近い場所で書かれた言葉だった。エッセイは、十九歳の時、詩人中江俊夫の自宅を訪ねた思い出語りだった。

 この詩誌に発表されたすべての詩、二篇のエッセイは表現が平明でわかりやすく書かれていた。

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