もうその方向に逆もどりは出来ない
一方通行だった
背後に足跡と靴音を残して
今は こんな赤い袋の中から
青空を見あげている
やがて足跡も靴音も途絶えた
すべてが消えていた
ただ
眼前に 未来へ向かって
人差指だけが一本 宙に 浮いている
指先から涙をこぼして
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
もうその方向に逆もどりは出来ない
一方通行だった
背後に足跡と靴音を残して
今は こんな赤い袋の中から
青空を見あげている
やがて足跡も靴音も途絶えた
すべてが消えていた
ただ
眼前に 未来へ向かって
人差指だけが一本 宙に 浮いている
指先から涙をこぼして
この記事へのトラックバックはありません。
Copyright © 芦屋芸術|文学・詩・小説 All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。