詩作品といっても、さまざまな作品がある。だから、詩とは何かといっても、さまざまな何か、そう答える他に適切な言葉を私は持たなかった。
こんな詩集を読んだ。
「子規の庭」 苗村和正著 土曜美術社出版販売 2024年7月20日発行
この詩集は三部で構成されている。第一部は十篇、第二部は八篇、第三部は十三篇。合計三十一篇の詩作品が収録されている。
読みやすい詩集だった。丁寧に、緻密に言葉を選んで成立した詩集だった。いのちの姿をさまざまなものに写して、言葉を織りなしている、そんな陳列室を歩いている気持がした。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。