カテゴリー:文学系
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松川紀代の詩集「頬、杖」を読む。
静かに、平明な語り口の短詩三十四篇で構成された詩集だった。 「頬、杖」 松川紀代著 思潮社 2024年6月25日発行 子供のころのさまざまな回想、老いた現在の雑感、親族の思い出、また、夢を書き留めた詩…詳細を見る -
金堀則夫の詩集「ひの石まつり」を読む。
詩誌「交野が原」を主宰している金堀則夫さんから詩集を戴いた。 「ひの石まつり」 金堀則夫著 思潮社 2020年4月1日発行 独特の霊的世界を言語で築き上げた一冊だった。著者の住まう星田という地を中心に…詳細を見る -
詩誌「現代詩神戸」285号を読む。
永井ますみさんから送られてきた詩誌を読んだ。 「現代詩神戸」285号 編集/今猿人・神仙寺妙・永井ますみ 発行所/永井ますみ 2024年6月10日発行 この詩誌は十七人の詩人の詩作品二十二篇と、読み応…詳細を見る -
詩誌「ガーネット VOL.102」を読む。
いま、こんな詩誌を読み終わった。 「ガーネット VOL.102」 編集・発行/高階杞一 発行所/空とぶキリン社 2024年3月1日発行 十人の同人の内、ひとりは休会中で、九人で運営されている詩の同人誌…詳細を見る -
詩誌「交野が原」第96号を読む。
金堀則夫さんから送っていただいたもう一冊の詩誌を読み終えた。 詩誌「交野が原」第96号 編集・発行人 金堀則夫 2024年4月1日発行 すべてを読み切った後、私は、私同様いわゆる「現代詩」に余り親しみ…詳細を見る -
詩誌「交野が原」第95号を読む。
金堀則夫さんからこんな詩誌が送られてきた。 詩誌「交野が原」第95号 編集・発行人 金堀則夫 2023年9月1日発行 この詩誌は二十九人の作家の詩作品と三人の作家の評論エッセイ、そして十三冊の詩集の書…詳細を見る -
たけにしよしがず個人詩誌「季刊ぽとり」第74号を読む。
武西良和さんから詩誌が送られてきた。 たけにしよしかず個人詩誌「季刊ぽとり」第74号 2024年6月1日発行 この詩誌はすべて著者の作品で構成されている。詩三篇、<万葉集を読む52>、<ぽとりの本棚 …詳細を見る -
ヘンリ・ミラーの「北回帰線」を読む。
最近私はM・ミオ―&J・ランジュの「娘たちの学校」、ジョン・クレランドの「ファニー・ヒル」を読んだので、そう言った流れの中でこの本を読んだ。 「北回帰線」 ヘンリ・ミラー著 大久保康雄訳 新潮文庫 平成十一年…詳細を見る -
後藤光治個人詩誌「アビラ」18号を読む。
個人詩誌を運営していくのは、詩作品を発表する喜びだけではなく、詩を中核にした心の全体像へ接近する喜びもあるのではないだろうか。それは丁度、一方の皿に個人詩誌を発行する労力と費用と苦悩が乗せられていて、危ういバランスが…詳細を見る -
「現代詩2024」を読む。
私は所謂「現代詩」と呼ばれている作品を三十代半ばあたりから余り読んでいない。従って、日本現代詩人会から送られてきたこの本に掲載されている詩をすべて読ませていただいた。 「現代詩2024」 編集・発行/日本現代…詳細を見る