カテゴリー:文学系
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藤井章子の新詩集「文月にはぜる」を読む
藤井章子著「文月にはぜる」(思潮社、2013年11月20日発行) 僕が藤井さんの詩を初めて読んだのはおおよそ2年前、友達の山中従子さんからいただいた詩誌「すてむ」vol48に掲載されていた「都市」という作品で、こ…詳細を見る -
別冊芦屋芸術「東京マザー」の訂正
別冊芦屋芸術「東京マザー」の奥付を以下の通り訂正します。 著者のMail ashiya@y-ins.net発行所の住所 芦屋市公光町7-10 芦屋イシカワビル301これは偽装ではありません。誤記です。(山下徹) …詳細を見る -
ボクのフェイスブックから「東京マザー」
別冊芦屋芸術「東京マザー」が出来ました。 これは僕がこの夏、2ヶ月足らずで書いた作品に僕のワイフがとった写真(ほとんどがケイタイから)を添えて構成したものです。 これからは、雑誌としての「芦屋芸術」、一作家…詳細を見る -
Out of mode
きのう、グリム童話全集第1巻(高橋健二訳、小学館)を読み終えました。 56篇のお話と、1812年刊行された初版本に掲載されたがペローの同名のお話の重複と考えられ、再販以後除外された「長ぐつをはいた雄ねこ」が収録さ…詳細を見る -
ボクのフェイスブックから「東京マザー」
11月1日に別冊芦屋芸術で僕の作品「東京マザー」を出版します。 いま、校正が終わりました。 あとは荒井麻美さんに最終の微調整をお願いして、印刷・製本はコーシン出版さんにお願いします。 ご期待ください。…詳細を見る -
ボクのフェイスブックから「嵐が丘」
エミリ・ブロンテの「嵐が丘」を読んだ。 周知の通り、1847年、エミリが29歳の時に発表され、その翌年に彼女は他界した。 この本を読んでから、バタイユの「エミリ・ブロンテ」と1933年に描かれたバルテュスの…詳細を見る -
ボクのフェイスブックから「セラフィタ」
昔から読もうと思って読まなかった本、オノレ・ド・バルザックの「セラフィタ」を昨夜読みました。 この本は二重構造になっていて、片面は、「内部の人間の眼には《天国》と《霊》と《地獄》が見える」、この認識を中心とした神…詳細を見る -
ボクのフェイスブックから「パリの憂鬱」
久しぶりに村上菊一郎訳の「パリの憂鬱」(角川文庫)を読んだ。この50篇で構成された小散文詩集の中のボードレール34歳の作品「孤独」に、ラ・ブリュイエールの言葉、「独りでいることのできないという、この大きな不幸!」が引用…詳細を見る