カテゴリー:鑑賞
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カアカアだけじゃなかった、スズメまで来た!
カアカアは決して鳴かない。ウッドフェンスの上からじっとダイニングルーム側のガラス戸を見つめている。私が彼を見つけるまで、一声もあげない。 きのうの朝などは、向かいの家の庭から我が家の方へ歩道を無言で小刻みに移…詳細を見る -
カアカアに、私は教えられた。
けさ七時ごろ、玄関ドアを開けると、階段下の隅っこでカアカアが私を見上げていた。 私はきょうも三時半ごろ起きると、長男と私の朝ご飯を作ったり、パソコンでニュースを見たり、本を読んだり、それから、昨夜の酒が抜け落…詳細を見る -
朝六時半、ホラ、きょうもカアカアが!
六月になって、夜明けはいよいよ早くなった。朝の六時半だと辺りはもうすっかり明るくなっている。我が家のウッドフェンスに止まっているカアカアも、ダイニングルームのガラス戸越しにハッキリ見えた。 きょうは朝から洗濯…詳細を見る -
カアカアで始まり、カアカアで終わった、一日。
午後六時半ごろにも来た。 五回目。 カアカアで始まり、 カアカアで終わった、 一日。 とうとい一日だった。 人間のこころと カラスのこころと このふたつをかたく結びあわせ…詳細を見る -
カアカア、君はお昼前までボクの帰りを待ってくれた。
けさ、九時半ごろカアカアと別れて、いつもと同じ仕事を事務所ですまし、午前十一時半ごろ帰宅すると、我が家の門前で彼が立っていた。私をじっと見上げている。カアカア、君はお昼前まで私の帰りをずっとここで待ってくれたのか。 …詳細を見る -
身障者のカアカアが、生きていた!
今年の四月十九日に出版した「芦屋芸術十四号」に、私は「カアカアと、このひとときを」という作品を発表した。この作品は二部で構成され、第一部は「カアカア、帰らず」という題になっていた。 私は我が家の庭に遊びにやっ…詳細を見る