カテゴリー:山下徹のブログ
-
亀、春の陽気の中を。
昨夜は従来になく早く帰宅した。午後十時半。別に飲み疲れたわけではなかった。多少夜遊びに飽きたのか。まだ春だけれど。 きょう六時半に起きて家事を済ませ、庭掃除をしている間にいつも集まって来るカラス夫婦、スズメた…詳細を見る -
デ・ラ・メアの「死者の誘い」を読む。
こんな長編の幻想小説を読んだ。 「死者の誘い」 W・デ・ラ・メア著 田中西二郎訳 創元推理文庫 1984年7月20日初版 著者はイギリスの幻想怪奇小説家。詩人。児童文学作家。日本では西条八十や佐藤春夫…詳細を見る -
亀とこの家で二十二年
昨夜は行きつけのスナックで九時過ぎまで飲み、一昨夜訪れたスナックへと流れた。ある事情があった。言うまでもなく、夜遊びの他愛ない事情ではあるが。しかし私のような低劣な男には、他愛ない事情の中で自分なりに生きているのだが…詳細を見る -
シュトローブル短編集「刺絡・死の舞踏他」を読む。
文学に対してさまざまな考え方があるのだろう、不勉強な私には皆目わからないが。文献学や語学などの世界は別として、私個人に関して言えば、文学は自分の好悪に素直に従って選らんでいけばそれでいい、そんな読書遍歴をしてきた。 …詳細を見る -
芦屋ビーチクラブ その65
昨夜はいつものスナックで遊んで、帰宅したのは今日の午前零時半ごろ。けれど、朝八時から始まる芦屋ビーチクラブの活動にどうしても本日は参加しようと思っていた。もう二か月間、私は芦屋浜の清掃を怠っていた。 六時に起…詳細を見る -
カルペンティエールの「バロック協奏曲」を読む。
こんな本を読んだ。 「バロック協奏曲」 アレッホ・カルペンティエール著 鼓直訳 サンリオSF文庫 1979年5月15日発行 この本には中編「バロック協奏曲」と短篇「選ばれたひとびと」の二篇が収録されて…詳細を見る -
コクトーの「怖るべき子供たち」を読む。
先日この著者の「大胯びらき」という作品を読んだ。今回はこんな作品を読んでみた。 「怖るべき子供たち」 ジャン・コクトー著 東郷青児訳 角川文庫 平成5年6月20日改版45版 この作品の成立は解説によれ…詳細を見る -
コクトーの「大胯びらき」を読む。
こんな本を読んだ。 「大胯びらき」 コクトー著 澁澤龍彦訳 福武文庫 1994年11月4日第8刷 オシャレな青春小説だった。コクトーの趣味があちらこちらからにじみ出てくる気持ちがした。言うまでもなくコ…詳細を見る