カテゴリー:山下徹のブログ
-
マゾッホの「残酷な女たち」を読む。
昔、この著者の代表作「毛皮を着たビーナス」を読んだ。周知のとおり、精神科医クラフト・エビングがマゾヒズムという言葉を生み出したその源泉、「マゾッホ」である。 「残酷な女たち」 マゾッホ著 池田信夫/飯吉光夫訳…詳細を見る -
苗村和正詩集「子規の庭」を読む。
詩作品といっても、さまざまな作品がある。だから、詩とは何かといっても、さまざまな何か、そう答える他に適切な言葉を私は持たなかった。 こんな詩集を読んだ。 「子規の庭」 苗村和正著 土曜美術社出版販売 …詳細を見る -
亀とともに八月は去りぬ
台風十号の影響で朝方まで小雨が降っていたが、九時過ぎ辺りから雨が上がり、今にも雨が降り出しそうな気配の中、土曜日恒例の亀の池の掃除を十時くらいから始めた。 おかげさまで初志貫徹。無事終了。きょうは、いやにカラ…詳細を見る -
中塚鞠子の詩集「水族館はこわいところ」を読む。
誤解を承知の上で、私はこの詩集の読後感をこう表現したい。「おもしろい」作品集だった。再読三読した。私の持論だが、詩作品も他人に読んでいただくことを前提しているのだから、読み物として面白い、その辺りも大切ではなかろうか…詳細を見る -
芦屋ビーチクラブ その44
夜から明け方まで激しい雨が降っていた。きょう、芦屋浜の清掃作業は中止になるかも。だが、雨はあがった。急ぎ足で快晴へ移った。 浜は雨の影響もあるのか、ゴミがたくさん漂着していた。先週よりも風があり少し過ごしやす…詳細を見る -
レーモン・ルーセルの「額の星/無数の太陽」を読む。
過日、私はこの著者の長編小説を二作、「ロクス・ソルス」と「アフリカの印象」を読んだ。一応「長編小説」と書いてみたが、一言で言えば「詩的奇書」と呼ぶのが相応しいだろう。もう一歩言えば、むしろ従来の小説を否定するロマンだ…詳細を見る -
芦屋ビーチクラブ その43
きょうは日曜日。朝八時から芦屋ビーチクラブ。比較的ゴミは少なく、清掃作業ははかどった。 それはともかく、今日は特別な日。リーダーの中村さんの家で作業終了後、有志で九時過ぎからバーベキュー。余りの暑さに、上半身…詳細を見る