カテゴリー:山下徹の詩
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あの人が去ってゆく夏
午後一時前、家を後にした。真夏日の芦屋浜にはほとんど人気はなかった。 東岸の堤防の階段に座って若い男が上半身裸で日光浴をしている。顔も体も日焼けして焦げ茶色になっている。西端の浜辺の水際を黒いTシャツを着た若…詳細を見る -
正座するのが遅すぎた
昨夜も 飲み歩いてしまった 歯止めが利かなくなっていた このままでは 近いうちに 破綻すると思った 久しぶりに 畳の上に正座した 両足が痺れて来た それでも 座り続…詳細を見る