芦屋芸術は 、たがいに共感できる世界を言葉で表現することを、めざしています。
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「芦屋芸術二十三号」を出版します!
フォト詩集「親水公園にて」が出版されました!
「錯乱詩集 一日、一詩。」が澪標から出版されました!
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カテゴリー:山下徹の詩
2022-12-28
山下徹の詩
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空色の箱馬車
大空は苺色に色づいてきたではありませんか もうすぐ夜ですねえ あなたとわたくしは てのひらとてのひらをくくりあわせて この空色の箱馬車の黄色い手綱を握りしめ くるくる くるくる 鞭打って …
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2022-12-27
山下徹の詩
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指は白く
恋情よ 恋情よ つのりくるおまえのゆくてを ふみこえて 指は白く 足は白く こころは白く 白くみがかれて いかなる吹雪のめぶこうとも わたくしはあなたのベエゼに近づく …
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2022-12-26
山下徹の詩
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恋心
もうすぐそこまで来てるくせに もうすぐやって来そうでやってこない 窓かけの後ろにためらっている 美しい福音のように誤解されがちな恋文を伝えてくるあなた わたしは ひねもす あなたの門の前を…
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2022-12-25
山下徹の詩
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悲鳴
正午から深夜は生成しないように闇の中から真実の呼び声を聴くのは幻視に過ぎない そっと白紙の上の暗黒を消しゴムで消そう ≪思惟は悲しい すべては遊戯である≫ 訪問者は扉を開けて虚無の写実画を見上げた 眼底には静謐な夜が流…
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2022-12-24
山下徹の詩
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あの夏の夜から
いまいましいことです! それはいたし方なかった、そんな逃げ口上なんてトテモ許すわけにはいきません。どうです? 仕方なかったなんて、そこがいまいましい! 必然的? 必ずこうなってしまいます! なんだいそりゃ。そう言って…
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2022-12-21
山下徹の詩
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空きカン
公園を歩いていた。 見覚えはなかった。 より正確に言えば、公園に違いないと思いながら歩いていた。 あたりは灰一色だった。 片隅にビールの空きカンがひとつ、転がっていた。 私はそれを拾いあげ…
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2022-12-19
山下徹の詩
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花屋
花屋を 出たり 入ったり していた 花を買ってみたが 茎から先はボンヤリ濁って 花ではなく 煙が漂っていた もうなにがなんだかわからなくなって 途方に暮れ 何故か …
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2022-12-14
山下徹の詩
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激しい思索の果てに
脳の中で たいそうな綱引きが始まっている 紅組は右の脳 白組は左の脳にジッとたたずまいして かたずをのんで待っている ズドン! 脳天からピストルで号令一下 懸命に神経を自分の方へグイ…
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2022-12-13
山下徹の詩
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ソーセージ
少年の時に見学した工場に いま わたくしは立っている おとうさんに手を引かれて ここで毎日仕事してるんだよ 初めて見学したソーセージ工場 わたくしはまた仕事の都合でここに来た あの時…
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2022-12-12
山下徹の詩
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彼は
彼は 一礼して ふところから蛇を出した みんな 手を打って笑ってくれた ⁇ だが 彼は いきなり 衣装を脱ぎ捨てた 無数の剃刀で作られたベッドの上で 両手に手錠をかけて…
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