亀と赤いミニバラ

 今週の木曜日、仕事を休んで自宅で「芦屋芸術23号」の編集・校正に没頭した。金曜日は午前中事務所で仕事。午後から編集を続行。夕方五時半から友人と阪神芦屋近辺の小料理屋で食事。生ビールを一杯の後、長野と山梨の白ワインのボトル二本を空ける。

 そのあと、付近のスナックでウイスキーの水割り。それから、妙な縁で知り合った女性が経営するスナックまでタクシーで。初めて行ったそこでも、白ワインのボトルを一本。きょうお付き合いした友人は白ワインの大ファンだったので。

 長い前置きを書いてしまった。かくして、上記のごとき次第で、本日、土曜日、ダウン。午後一時半まで、ベッドの上で暮らした。

 しかし気になる火事、いや家事があり、思い切ってベッドから立ち上がった。スーパーマンを頭に描いて。

 亡妻と愛猫アニー、愛犬ジャックの骨壺を飾っている二つの花瓶、それに彼女が花壇に残してくれた今が盛りのクリスマスローズが一輪立っている赤いカットグラス、これらを毎日綺麗にしているのだが、だから、どうしてもしなければならなかった。もちろん、庭掃除やカラスとスズメのご飯。

 もちろん、言うまでもなく、きょうは土曜日。亀の池の清掃作業に取り掛かった。もう午後二時が過ぎていたけれど。

 抽象的な時間や空間ではなく、決して理念や概念ではなく、人にはそれぞれ与えられているその人だけの特別な具体的な時間・空間が存在しているだろう。これをしも神の恵みとでも呼ぶのだろうか。私のような単なる酔っ払いの頭が描く妄想に過ぎないのかもしれないのだが。どうだろうか。

*写真は、我が家の庭に今年も咲いた赤いミニバラの前を散策する亀。妻はもういないけれど、十一年間、彼女が遺した赤いミニバラはこの時期に咲き初める。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る