亀、スズメたち、そしてカラス夫婦

 昨夜は夜遅くまで飲み、帰宅したのは今日の未明、午前二時二十分ごろ。先程まで一緒に飲んでいた友達にラインを。「おやすみ」。いつしか、就寝。

 午前八時四十分ごろ起床。朝食、洗濯、花の水替え。庭掃除は手抜きしようと思っていたが、昨夜は風が強く、あちらこちら木の葉が舞っている。仕方なく、箒を手に。

 スズメたち、カラス夫婦に遅い朝ごはん。そして、本日のメインイベント、亀の池の掃除。

 先週の土曜日、冬眠から目覚めた三十六歳の亀さん。掃除の間、いつも庭に出して遊ばせているのだが、なんだか動きが悪い。思えば、先週の土曜日はとても暖かかったが、きょうは空気が冷たい。そのせいかもしれない。

 池の掃除を終え、しばらく亀と遊んでいるともう十二時に近づいている。池に帰し、ごはんをあげた。さっきからうるさく催促しているカラス夫婦、スズメたちにもごはん。これは早い昼ごはんと呼べばいいのだろうか。

 おそらく私はこうした生命を愛しているのだろう。だったら、ニンゲンは? わからない。この私もニンゲンなんだが。むしろ絶望しているのか。他人にも自分にも。なぜだ。心から愛している人がいないからか。いや、それとも、心から愛してくれる人がいないからか。それはともかく、いま、はっきり言えることは、私は我が家の池で生活している亀、我が家へわざわざやって来てくれるカラス夫婦、庭の食卓でごはんを食べているスズメたち、彼等をこよなく愛している、そう言って過言ではなかった。

*写真は、テラスの洗い場をノロノロ歩く亀。

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