
きょうも芦屋浜の雑草を抜いていた。日曜日の朝、恒例の芦屋ビーチクラブの活動日。
雑草を抜いていると、仲間の女性から声をかけられた。彼女はいつもマメシバを連れて芦屋浜のゴミ拾いをしている。そのワンちゃんが私の体にすり寄って来て、体をこすりつけて来る、何度も何度も。
―この子がこんなにニンゲンに体をこすりつけるなんて、まずありません。以前、犬を飼ってらしたでしょ。まだ匂いが残っているのかも。
―もう亡くなって九年。猫も亡くなりました。でももう飼う気はしません。この歳ですから。彼等を残して、私の方が先に逝ってしまうのがイヤで……
―その気持ち、よくわかります。
こんな会話を交わしていた。私はこの十一年間、残されたものの苛酷な時間をイヤというほど味わってきた。妻も犬も猫も喪ってしまった。まだ、三十六年間一緒に暮らしてきた亀だけが我が家の小さな池で生きている。この子を残して先立つのはつらい。いったい誰が愛情をかけて面倒を見てくれるというのだろう。
*写真は、九月最初の日曜日の芦屋浜の朝。浜の中央よりやや東寄りの地点から西方を撮った。きょうは朝方、曇っていた。天気予報によれば、もうすぐ晴れ間がやって来るだろう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。







この記事へのコメントはありません。