toru-yamashitaの記事一覧
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森山公夫編「精神分裂病の謎に挑む」再読
二十年余り前、私はある事情で精神分裂病を詳しく調べる必要が生じ、梅田の紀伊国屋書店に並んでいたこの本を手にした記憶が今でも生々しくよみがえって来る 森山公夫編「精神分裂病の謎に挑む」 批評社刊 1999年11…詳細を見る -
ブランケンブルクの「自明性の喪失」
去年の九月十日の「芦屋芸術」のブログに、私はビンスワンガーの「妄想」の読書感想文を書いておいた。その際、ビンスワンガーの後期に書いた「妄想」の考え方、つまり、精神分裂病を現象学的に解析する方法をより精度に展開したこの…詳細を見る -
フォト詩集「親水公園にて」を出版します!
今年の七月の下旬から十月の初めまでの季節、つまり、夏から秋へ、それを私なりの独自の言語世界で表現しました。 フォト詩集「親水公園にて」―夏から秋へ 山下徹著 2022年11月19日発行 発行日は、愛猫…詳細を見る -
親水公園にて その43
言葉が あふれ出ていた とめどなく あふれ出ていた *九月の終わり。午後零時十三分。快晴。夏日のように暑くはあったが、時折さわやかな風が流れて来た。 芦屋浜の西南端から堤防越しに六甲山を仰ぐ。子供た…詳細を見る -
親水公園にて その42
生死は表裏一体だった 別れたままで 生きることだった 数日前 あの女と出会った 何も言えなかった 黙って立っていた 崩れていくのが わかった *きょうは事務所を早く…詳細を見る -
親水公園にて その41
私をいちばん記憶していたのは 四十三年間 同じ屋根の下で暮らした妻だった 八年前 彼女は死んだ その時から 私の記憶の大半は死んでしまった 彼女が死ぬということは 私を誰よりも記憶している…詳細を見る -
親水公園にて その40
死別したあの人は 記憶だった 記憶だけで 生きていた だから 記憶しているこのわたくしが死ねば あの人はもうどこにもいない *親水西公園の東端。正午。池のほとりに赤い彼岸花がい…詳細を見る










