toru-yamashitaの記事一覧
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ロシア文学、一九〇五年前後から一九二〇年前後までを歩く。
最近、私はトロツキーの「文学と革命」を導きの糸にして、この本で紹介された作家の作品群を渉猟している。もちろん、トロツキーが将来に期待を寄せる作家も、象徴主義や神秘主義や虚無的個人主義者として批判している作家も、双方の…詳細を見る -
後藤光治個人詩誌「アビラ5号」を読む。
私が「芦屋芸術13号」を送った御礼にこの詩誌は送られてきた。私たちは一面識もないが、お互いの作品を知れば、旧知の友に再会した気持がする。 後藤光治個人詩誌「アビラ5号」 編集発行 後藤光治 2021年3月1日…詳細を見る -
後藤光治個人詩誌「アビラ4号」を読む。
この詩誌は、同じ作家が五つの世界を表現した特異な言語集だった。まず第一の世界は、自作の詩を六篇発表し、次にロマン・ロランのガンジー論を解説し、その流れの中で敬愛する清水茂を紹介して、「詩のいずみ」のコーナーでは第二次…詳細を見る -
カアカアは、やっかい者!
わが家の玄関先の一本道を西に向かって百歩程度で、葉をいっぱい茂らせたクスノキが一本立っている。五月になって見上げると、葉叢の中にカラスが巣を作っていた。この町が出来て十八年、やっとカラスも町になじんだのだろう。 …詳細を見る -
コロレンコの「マカールの夢」
この作品は一八八五年「ロシア思想」に発表されたもので、極地ヤクウトの密林の中に住む貧農の夢を描いている。実際、作者自身が政治犯としてシベリアに追放されて働きながらその地で生き抜いているので、雪に覆われたスサマジイ自然…詳細を見る -
ガルシンの「赤い花」
その昔、岩波文庫で読んだ記憶があり、家捜しした結果、度重なる引っ越しでどこかでサヨナラしてしまったのか、岩波文庫は行方不明だった。家捜ししたというのも、この度アルツィバーシェフの「サーニン」を読むためにネットで買った…詳細を見る -
アルツィバーシェフの「サーニン」
トロツキーは「文学と革命 第Ⅱ部」(内村剛介訳、現代思潮社)の中でわざわざ「死とエロス」という節を設け、アルツィバーシェフ主義や、同じことだがサーニン主義を批判している。この節は一九〇八年五月六日に発表されているので…詳細を見る










