toru-yamashitaの記事一覧
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もうルルは飲まない。
微熱、咳、喉の痛み。これらによっておとついは悩まされた。仕事も休んで一日中寝ていた。といってベッドに寝転んでばかりいたわけではなく、それなりに家事もやっている。食事も自分で作っている。午前三時ごろ起きて作品を一篇完成…詳細を見る -
逃げるために生きる日々
深夜の町を彼はさ迷い歩かなければならなかった。二人の男に追跡されながら、疲れ切った彼女を引きずるようにして路地裏を迷走するのだった。 彼女、とりあえずE子とでもしておくが、日本国内で或る事情があって彼等はカン…詳細を見る -
「だった」は過去形だった
今夜は眠れなかった 好きだった女の夢を見て ベッドで寝ころんでいた 点々とした いや 間違った 転々だった だが決して夢の女ではなかった 思い出だった 一時 彼のワイフだったから つまり …詳細を見る -
笑顔が張り付いていた
崩れていく もう虫一匹いない チリひとつない 無音で 無抵抗のままで ことの次第はこうだった…… ……人の形をした 緑色の汁があらわれ やがて紫の泡になり 乳色の薄い膜になって…詳細を見る -
芦屋ビーチクラブ その33
きょうの芦屋浜はゴミが多かった。大変な作業になった。ペットボトルやプラスチック容器、弁当箱、ビニール袋類、木片などさまざま。冬より暖かくなれば潮の流れでこうなるのか。あるいは海上投棄物が増えるのだろうか。ただ、浜辺ま…詳細を見る










