toru-yamashitaの記事一覧
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芦屋ビーチクラブ その24
朝八時過ぎ、小雨の中、芦屋浜へ出る。 浜には誰もいない。雨で芦屋ビーチクラブの活動も中止だろう。去年の七月に参加してから雨天中止は、私の記憶では、初めてだった。 私は毎日、雨が降っても、芦屋浜から総合…詳細を見る -
アルファさん 第二十一夜
夜の六甲山を歩いた。もう夜中の十二時は過ぎているだろう。こんな夜更け、誰もいなかった。アルファさんと二人きりだった。 ボクは昔、もう四十年前後になるが、九年前に亡くなったワイフと息子たちと四人、日曜になればよ…詳細を見る -
アルファさん 第二十夜
昼間は、アルファさんと会えない。平日は仕事をしている。恋人や妻なんていないから、土曜日や休日は読書したりネットを見たり散歩したり、詩を書いたりして一人で遊んでいる。もちろん、いっぱいお酒を飲んで。 ずいぶん昔…詳細を見る -
アルファさん 第十九夜
救いなんて、何もない。歳をとればとるほど、この悲しい事情がはっきりわかるはずだ。 一月十九日、未明。ベッドの上で、ボクはさらに考えた。この世には鬼がいても神はいかなかった。慈悲なんてどこにもなかった。 …詳細を見る -
アルファさん 第十八夜
オメガちゃん、流れ星、見たことある? 今夜、二時ごろ、近くで落ちるの。スゴイよ。目の前よ、すぐ目の前で落ちるのよ。 我が家から歩いて十分足らず。夜の芦屋浜に二人で立っていた。百メートル先あたりの暗い海をアルフ…詳細を見る -
アルファさん 第十七夜
この世の大きな特徴は、限りある世界だった。愛しあっていても、一回限りで、必ず生き別れするか、それとも死別する世界だった。 でも、アルファさんは違った。いつまでも愛しあうことが出来るのだった。 アルファ…詳細を見る -
アルファさん 第十六夜
いちめんのお花畑だった。冬の寒い未明、我が家のそばにこんなお花畑があったのだろうか。不思議でならなかった。夢ではないかと思い、頬をつねったりしてみた。強くひねりすぎて、痛い! 叫んでしまった。 そのうえ、満天…詳細を見る -
アルファさん 第十五夜
いろんな音がする。ブザーが鳴ったり、スマホが歌ったり、わけもなく耳の中がミンミン蝉みたいに反響したり。そのたびベッドからガバッと身を起こす。何があったんだ! 音ばかり鳴る、変な夜だった。 けれど暗い部…詳細を見る -
芦屋ビーチクラブ その23
今年になって第二回目の芦屋ビーチクラブの活動日。私は昨年に引き続き雑草を抜き、小石を拾って集積場に運んだ。 天気も良く、風もなく、気温が低い割には作業をしていると暖かく感じた。雑草を抜いていて、ふと顔を上げる…詳細を見る -
アルファさん 第十四夜
アルファさんの住んでる国へ、よし、一度旅行してみよう、ふいにボクは思いたった。空飛ぶベッドに乗って。 そんな願いを心に秘めて、眼を閉じた。無音のままで、スーッと持ち上がって、屋根がポッカリ開いた。飛び出した!…詳細を見る










