カテゴリー:文学系
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世界の詩集第二巻「ボードレール詩集」
ワイフの遺品、世界の詩集の第二巻は「ボードレール詩集」である。ボードレール、つまり言葉の毒薬、そう考えて大過あるまい。 若い頃、ボードレールは比較的よく読んだ作家だった。人文書院から出ている「ボードレール全集…詳細を見る -
世界の詩集第1巻「ゲーテ詩集」
この詩集はワイフの遺品である。全十二巻の第一巻。ボクは彼女がこの世を去ってから、遺された彼女の本を出来る限り読んでしまおう、特にボクと出会う前に彼女が読んでいた本を。この詩集もそんな本の中の一冊である。 世界…詳細を見る -
さとう三千魚詩集「浜辺にて」
この詩人の作品の本質を言えば、「海を見つめる言葉」といっていいだろう。そこにはもちろん海はある。そして海につつまれて突堤があり、無数の波があり、突堤に打ち砕かれたしぶきがあがり、両耳には騒ぐ海の音と、頭上から落ちてく…詳細を見る -
トルストイの「復活」
ボクはトルストイのいい読者ではない。彼の三大長編小説といわれている中で、ボクは「戦争と平和」と「アンナ・カレーニナ」しか読んでいない。「戦争と平和」は二十歳前後の頃に読んだのだが、それというのも、あの当時、つまり四十…詳細を見る -
ノーマン・メイラーの「鹿の園」
この本の奥付を見ると、昭和四十四年四月二十五日発行となっている。初版本である。付帯された月報は(1)となっているので、全八巻の全集の第一回配本、そう推定出来る。ボクのワイフは二十一歳。噂によると、社会主義者であり、マ…詳細を見る -
久しぶりに、「サルトル」を読む。
おおよそ五十年前後昔の話である。ボクが十代だった頃、カミュやサルトルに代表される、所謂「実存主義」がもてはやされた。しかし「実存主義」って、今ではもう限りなく死語に近づいているのだろうか。あの当時、カミュの小説「異邦…詳細を見る




