カテゴリー:読書
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東川絹子詩集「ぼくの楽園」を読む
まず、この本の表紙をじっと見ていただきたい。宇宙全体を一枚の白紙に表現せんとした抽象画だ、誰の脳裏にもそんな認識が浮かぶだろう。この表紙絵の作者は東川楓となっている。私は直接著者から私信をいただいているが、そして、バ…詳細を見る -
山中従子の「やわらかい帽子」
一口に「夢」といっても、いろいろ、ある。この本に束ねられた言葉の世界は、確かに、第一部の散文でガッチリ固められた詩群も、第二部の行替えで柔らかく構成された詩群も、言うまでもなく「夢」を言語によって「ポエジー」へと転換…詳細を見る -
「高村光太郎詩集」再読
今にして思えば、敗戦後の荒廃した世に生を受けた私たち所謂「団塊の世代」は、小学校から一クラス五十人前後の教室で学友と競い合い、少しでも他人を押しのけて自分がいい位置に納まらんとして懸命に努力する、しかし、その戦に脱落…詳細を見る -
吉本隆明の「高村光太郎(飯塚書店版)」を読む。
私は十七歳の時、岩波文庫の「高村光太郎詩集」を買い、一読したきり、それ以来ほとんど手にしていない。その当時の私の心に高村光太郎の言葉は、傲慢かも知れないが、キレイ事だ、そう映じた。 「高村光太郎(飯塚書店版)…詳細を見る -
詩誌「布」三十七号を読む。
過日、 先田督裕 さんから詩誌が送られてきて、さっそく、読んでみた。 詩誌「布」三十七号 2020年9月20日発行 初めから、最後まで、山あり谷ありだったが、やがて河口まで流れて、気がつけば、我が家に…詳細を見る -
詩誌「座66号」を読む。
津田文子さんから詩誌が送られてきた。七人の作者で合計十篇の詩が発表されている。彼女のレターによると年に四回出しているとのこと。もう十六年以上続いている計算になる。 「座66号」 発行者 座の会 2020年6月1…詳細を見る -
「リヴィエール172号」を読む。
おそらく詩歴の長い方ばかりだろう、それぞれの作者が独自の境界の作品を書いていて、一気に読み通してしまった。 「リヴィエール172号」 発行所 横田英子 2020年9月15日発行 中でも、石村勇二の「断…詳細を見る -
吉本隆明の「シモーヌ・ヴェイユについてのメモ」
シモーヌ・ヴェイユに関して言えば、私は無知である。ただ、二十代前半、私と同じ屋根の下で暮らした「えっちゃん」という女は、シモーヌ・ヴェイユの著作集全五巻(春秋社)を持っていて、おそらく尊敬していたのではないか、私はそ…詳細を見る -
「風のたより21号」を読む。
目次を見て、松岡祥男以外は、私には初めて接する作者だった。だから最後まで興味深く読むことが出来た。 「風のたより21号」 発行所 風のポスト 2020年8月発行 住所 〒168-0065 杉並区浜田山…詳細を見る -
「オリオン」35号を読む
この詩誌に関して言えば、昔、といって、ずいぶん昔のお話になるが、同じ同人誌の同人として交流があった。だが私は「同人誌」の世界から足を踏み出してしまったが、もちろん詩作にそれ程夢中にならなくなってしまったばかりではなく…詳細を見る










