カテゴリー:読書
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「リヴィエール」171号を読む
もう三十年近く運営していて、その上、二ヶ月に一回発行している、奥付と編集ノートを読んでいて、その昔、ほんの少しだけ同人誌に関係していた私には、持続する情熱をつぶさに見て、驚きの言葉もない。 「リヴィエール」1…詳細を見る -
山中従子の詩、あるいは、途方に暮れること
最近、詩誌「草束」38号を読んでいて、山中従子の詩に私は出会った。二篇の詩だった。 「山の上の博物館」 「靴」 草束(くさたばね)38号 所収 発行者岸和田市図書館友の会・詩の教室 編集責任…詳細を見る -
松川紀代の「夢の端っこ」
久しぶりに松川さんの詩を読んだ。どちらかと言えば、余計な飾りなんて捨てて、透明度が高くて、ちょっと静かで、それでいてオシャレな言葉だけを選んで、モザイク状に組み合わせて、この詩人特有な、くちもとに微笑をただよわせなが…詳細を見る -
インゲ・ショルの「白バラは散らず」
私達は、各自、互いに、出来る限り、物事を公平に判断できれば、あるいは、判断しようと一心に努めれば、よりよい方向に向かうための厳しい論争はあっても、相手を罵倒し、断罪し、終に相手を殺戮せんとする狂気の幻想に没入するまで…詳細を見る -
アドルフ・ヒトラーの「続・わが闘争ー生存権と領土問題」
この本の著者には単純な固定観念があって、その固定観念ですべてを解釈し、主張し、その固定観念以外の考え方や感じ方を批判、場合によっては極めて強く排除する傾向にある。また、特定の固定観念だけでもって現実を観察・理解するた…詳細を見る -
アドルフ・ヒトラーの「わが闘争ー国家社会主義運動」
私の勘違いではなければ、私達の住んでいる現在の日本においては、思想・信条の自由な社会に生きているので、基本的には、さまざまな世界観があって、各自さまざまな人生を楽しんでいるのだ、私はそう思っている。だが、この本の著者…詳細を見る -
アドルフ・ヒトラーの「わが闘争ー民族主義的世界観」
このところ、所謂「アウシュヴィッツの文学」を読み続けている私は、強制収容所の被収容者およびその関係者の文献だけでなく、確かに「アウシュヴィッツ強制収容所」所長ルドルフ・ヘスの「獄中記」は既に読んではいるが、やはり、強…詳細を見る -
清家忠志の「私の青空」
この作品の舞台となっているN市のM団地、そしてMと言う川、その防波堤、その河川敷、確かにその河川敷にはブルーシートのテント小屋があちらこちらにあり、そこを住まいにしている人々がいて、また、一方、私は妻と友人たちとうち…詳細を見る -
清家忠志の「神は種まく」
この小説は、ネットの哲学・思想カテゴリーの掲示板で出会った男ふたりの、敢えて言えば、宗教哲学的友情物語である。 「神は種まく」 清家忠志 「文脈」第149号収録 2018年7月発行 開設して十年ほどに…詳細を見る -
「マリアン・コウォジェイ画集ーアウシュヴィッツからの生還ー」の八月十五日について
きのう、私は「マリアン・コウォジェイ画集―アウシュヴィッツからの生還―」の感想文を書いたのだが、その折、発行日の八月十五日はきっと日本が第二次世界大戦に敗北した日を発行日にして、平和への希望と祈願が込められているのだ…詳細を見る










