カテゴリー:読書
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大庭みな子の「浦島草」
ひとくちに欲望といっても、食欲、性欲、金銭欲、権力欲、知識欲、名誉欲、快適生活欲、健康長寿欲などいっぱいあって、また、物欲といっても人間って各自さまざまなものをあれこれ物色するので、欲望とは何かを簡単に誰にでもわかる…詳細を見る -
大江健三郎の「ヒロシマ・ノート」
ひょっとして人は、あるのっぴきならない出来事によって、自分の本来の姿を発見するのかも知れない。そして、その本来の姿を心の奥に大切におさめて、ふたたび生活を始めるのかも知れない。 「ヒロシマ・ノート」 大江健三…詳細を見る -
小林誠の「古事記解読」
おもしろい本だった。読んで、よかった、そう思った。この本の研究対象としている範囲は、古事記の中でも、まず「天地初發之時」から既に鉄器の文化圏であった神倭伊波礼毘古命(カミヤマトイワレビコノミコト)が南九州から東征して…詳細を見る -
山口勇子の「おこりじぞう」
「わらいじぞう」がどうして「おこりじぞう」になってしまったのか? そのいきさつを書いたのがこの物語です。 ボクは生まれて初めてこの物語を読みました。が、この本の巻末に書かれた作者の解説を読んでいると、小学生の…詳細を見る -
津田文子の詩集「夢のような月日が流れて」
これは津田さんの第三詩集だが、もうずいぶん昔に、第二詩集を読んでいる。このたび出版された第三詩集を読んでいて、ふと懐かしく、津田さんの第二詩集を書棚から抜き出した。 「きょうが逃げていくようです」 津田文子著…詳細を見る -
いいだももの「アメリカの英雄」
この小説は、一九四五年八月六日および九日、ヒロシマ、ナガサキに原爆を投下したパイロットが、終戦後、アメリカ本国にスーパー・パイロットとして、すなわち、本土決戦を断念させて日本を無条件降伏に追い込んだアメリカの英雄とし…詳細を見る -
井上雅博の「この空の下で」
言うまでもなく、いかに悲惨な戦争によって身体に障害を残し、あるいは屈辱的な精神の打撃を被っても、終戦後、その心とからだを引きずりながら、おのれの生命の火が消えるまで、人は生を営まなければならない。 「この空の…詳細を見る -
高橋和巳の「憂鬱なる党派」
この物語の背景を大ざっぱに言えば、戦前、現人神としての天皇をピラミッドの頂点とする軍国主義によって海外侵略した神国日本が、言うまでもなくその神国は明治の日清戦争以降第一次世界大戦まで不敗神話が確立していたが、残念なが…詳細を見る -
新詩集「詩篇えっちゃん」が出来ました!
久しぶりに詩集を作りました。ボクのワイフ、えっちゃんが亡くなってこの七月十九日で五年になります。その日を発行日にしました。 「詩篇えっちゃん」 山下徹著 芦屋芸術 2019年7月19日発行 定価千円(税込) …詳細を見る -
井上ひさしの「父と暮せば」
この戯曲は、広島に住む父子の家庭が原爆に被爆、倒壊した家屋に下敷きになった父を猛火の中で救えず自分だけが避難して生き残った二十歳の娘が、三年後、恋人に出会い、はたして「父を捨てて生き残った」自分が幸福な生活を選ぶこと…詳細を見る










