カテゴリー:山下徹の詩
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けれど それとも 五月雨
そこでは もう花が咲いているかもしれない ここでは まだ涙が咲いているけれど それとも 降っているのか ⁂<追記> ここまで書いて、つまり二行の文章と涙を流す花をノートにしたためた時、私の手は止まっ…詳細を見る -
これは瞬間反射だろうか
灰色の空間に 大小さまざまな直方体が浮かんでいる 時たま見かける 小さな三角錐の物体 ちらほら ちらほらと 彼には浮かんでいることだけはわかっている だが 静止しているのか 移動して…詳細を見る -
アーネクライネ研究所
私自身があの花の香りをかいでしまったためであろうか。記憶の断片しか残っていない。それは長い手紙が引き裂かれ、風に吹かれて、千切れた破片数十枚が手元に残されていて、それらをつなぎ合わせている作業に酷似していた。あちらこ…詳細を見る










