芦屋芸術は 、たがいに共感できる世界を言葉で表現することを、めざしています。
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「芦屋芸術」からフォト詩集「七年の後に」が出版されました!
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「芦屋芸術二十五号」を出版します!
フォト詩集「親水公園にて」が出版されました!
「錯乱詩集 一日、一詩。」が澪標から出版されました!
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カテゴリー:山下徹の詩
2024-9-20
山下徹の詩
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ある愛の果てに
吸うものがいる。というか、それはずっと吸い続けている。唇はあるが、顔はない。だいたいにおいて頭部が存在しない。もちろん胴体や手足なんてどこにも見当たらない。 唇だけがあって、穴はある。直径五センチ余りだが、奥…
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2024-9-19
山下徹の詩
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冬の台風
時代はすっかり変わってしまった。冬が台風シーズンと呼ばれていた。 まだ十年しかたっていないのに、十日に一度は洪水で、水が引くまでの三日間、トイレの便器も水没。世界の三分の二の地域は水没便所だった。紙はいらなか…
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2024-9-18
山下徹の詩
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心の手紙
当たり前の話だが 心の底は 陽の当たらない場所 いつも黒い絵の具で 宛先のない 手紙を書いている …
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2024-9-17
山下徹の詩
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音
このまま あの音が消えるまで 横たわっていよう ベッドの上で じっと 音 あたかもあの人の声のような …
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2024-9-16
山下徹の詩
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夜の宴
靴を脱いであがった 狭い廊下だった 壁と壁の間が五十センチ前後か 横を向いて渡った その先だった 宴という場所は とりあえず 右手の人差指と左足の親指が切り落とされた シチューのダシ…
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2024-9-13
山下徹の詩
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湿っている枕
未明 窓ガラスをたたく雨の音で目覚めた ガラスに雨滴が いくすじも たれていた 左肩を下にして 眠っていた よだれがひとすじ くちびるの左端からたれていた 枕が少し湿っていた …
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2024-9-12
山下徹の詩
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円形
愛猫アニーが歩いている。ダークグレーな空間を。そこはおそらく薄暗い廊下なのかもしれないが。 猫トイレの中にうずくまっている。そう思った瞬間、彼女の姿は消えて、猫砂の上に、円形の柔らかい、ほとんどスープ状の排泄…
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2024-9-10
山下徹の詩
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秋の菜の花
出発しなければならないのはわかっていた。振り返ってみれば、先程まで眠っていたベッドは消えていた。背後に帰る場所はなかった。 前には、まだダイニングテーブルは置いてあるが、徐々に薄いガラスになって透き通り、やが…
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2024-9-9
山下徹の詩
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すべては微細になっていく
父性遺伝子が砕けていた さらさら 音がしていた さらさら さらこん ああこのままじゃ みんな分解して 分散して ガラス塵になって 無数の微細遺伝子になってしまう 児性遺伝…
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2024-9-6
山下徹の詩
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鼻
ここ数日 脳の中は静かだ 何も出てこない 誰の姿も見えない 空洞だ 空洞が膨らんでいく 薄闇ではあるが 月も星もない 言葉もない 音もしない 一本の線もない 「私」もいない 破裂前だが 破…
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