カテゴリー:山下徹の詩
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女(ひと)、それぞれ
薄暗い廊下をたくさんの女性が列をなして歩いていく。Mはその最後尾で彼女たちの後をついていく。みんな廊下を右に曲がっていくが、彼の前を歩いている女だけはそのまままっすぐ歩いて突き当りの部屋に入っていく。彼は迷った。さて…詳細を見る -
このまま じっと ずっと ぞっと
三度三度の食事は今のところ、問題なかった。食べることが出来なくなれば、死が近い、昨夜そんな話を耳にした。寝ている間に耳にしたので、これが例の夢のお告げというものか。 そういえば彼女が亡くなってもう十一年が過ぎ…詳細を見る -
YOUはここにいる 第三章
こんな事件があった。 スナック<ヨコハマ>は、カウンター席とボックス席の間に四メートルくらいの空間があり、静かなチークダンス程度で遊ぶことが出来る。そしてその奥には小さなステージがあり、歌を一人で、時にはデュ…詳細を見る -
ダメよ 死が玄関で待ってるから
安心なさい この人差指だけでいいから しばらく じっと その唇でくわえて なんだったら この中指も 許してあげる でも もう ちょっと だけよ ちょっと だけ …詳細を見る -
こんな時間もありました
小料理屋のカウンターに二人並んで座って、マユロンは生ビール、Mは日本酒を飲みながら、一ヶ月会わなかった時間を埋めるように、まくしたてているのだった。カウンターの中に立っている六十代のシェフは笑いをこらえて、包丁を握り…詳細を見る






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