カテゴリー:山下徹の詩
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親水公園にて その37
きのうの未明、こんな夢を見た。 妻が帰ってきて、立ったまま、開口一番、「水泳大会に参加して、疲れたわ」、うれしそうな顔をしている。確かに彼女は高校時代水泳部で、泳ぐことがトテモ好きだった。 「友達が来る…詳細を見る -
親水公園にて その36
午前二時過ぎ、まどろみの中で脳裏に言葉が浮かんでいた。ベッドから身を起こし、忘れないうちにそれをノートに書き写した。 あなたと 死別して 八年がたって わかったことが ひとつ…詳細を見る -
親水公園にて その35
耳底で皮をむくような音がしている。ズルズルしたり、ズルリとしている。なんだか全身の皮がむかれているんじゃないか、そんなイヤな気持がして、わたしはベッドから体を引きはがした。午前二時。スッカリ頭が冴えてきた。手持無沙汰…詳細を見る -
親水公園にて その34
日本海側を北東に進んだため、私の住む町にはこの台風の影響はさほどなかったのではあるまいか。夜更けに目覚めて、静寂の中を、雨だれが何かをたたく連続音が枕もとまでタンタン騒いできた。しかし強い台風の特徴、風の荒々しい絶叫…詳細を見る -
親水公園にて その33
あの女と もう一度 話がしたい 道ばたの 赤い彼岸花を見ながら 何故か そんな言葉が浮かんできた *台風十四号がまだここまでやって来ない、夕方の五時前。親水西公園の川沿いに咲く赤い彼岸花。…詳細を見る -
親水公園にて その32
夏の間、毎朝庭の掃除をしていると、早くからもうアリが活動しているのがわかる。私が小さかった頃と違って、最近は黒いゴマの実より細かいアリばかりだ。大きなアリはいない。地中から粉末のような砂を巣穴の周りに積み上げている。…詳細を見る -
親水公園にて その31
歩いていると まだ生きているのが わかる 夏が終わった *午後五時過ぎ。親水中央公園西側の橋。私は毎日二回、昼と夕にこの橋を渡り、芦屋浜に出て海を見ている。 きょうは台風十四号の影響か、…詳細を見る










