カテゴリー:山下徹の詩
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親水公園にて その30
あなたを通り抜けて わたしは歩いて 出た 透きとおっていた それほど 死が近いのだろうか *朝九時過ぎ。親水公園の西側から東を撮った。夏枯れたアーモンドの木、雑草に埋もれたローズマリー、街灯、マ…詳細を見る -
親水公園にて その29
悲しかったら 悲しいままで 死んでいいと思う *午後一時前、親水中央公園の西側の橋から東に向かってスマホを向けた。手前に咲いているローズマリーの先、アーモンドの木は、晩夏の苛烈な日差しにまるで枯れ木の…詳細を見る -
親水公園にて その28
人間は 孤独だから 言葉が あるのかもしれない 孤独だから 話しかけるのかもしれない 孤独だから 好きだと言うのかもしれない 孤独だから 無言で あなたと愛しあうのかもしれない…詳細を見る -
親水公園にて その27
木の下に立って 好き を考えていた…… 少年時代 トカゲ 好き ヘビ トンボ ホタル カブトムシ チョウ 好き ……モンキチョウ モンシロチョウ アゲハ キアゲハ クロアゲハ ベニシ…詳細を見る -
親水公園にて その26
一九六九年秋。私がSのアパートで遊んだのは、あれが最初で最後だった。 遊んだ? いや、私たち二人はじっと見つめあったままだった。三つくらい年上の彼女はベッドの縁に座って私を見上げ、まだ二十歳だった私は勉強机の…詳細を見る -
親水公園にて その25
あの女に 手紙を書いていた 無視されるのは わかっていた それでも 書いていた きょうも この木の下に立っていた 手紙を出したのを 後悔して *お昼過ぎ、親水公園のいつも…詳細を見る -
親水公園にて その24
愛したために 待つことを覚えた 愛したために 死を恐れなくなった 愛したために すべてを投げ出そうとした 愛したために 捨てられることを知った *写真は、お昼過ぎの親水公…詳細を見る -
親水公園にて その23
あなたといっしょにいるのが とても楽しくて 別れるなんて 心に浮かびもしなかった これっぽっちも! そうなんだ 長い歳月 愛しあったので もう 愛しあうことしか出来なかったんだ 八年…詳細を見る










