カテゴリー:山下徹のブログ
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大江健三郎の「ヒロシマ・ノート」
ひょっとして人は、あるのっぴきならない出来事によって、自分の本来の姿を発見するのかも知れない。そして、その本来の姿を心の奥に大切におさめて、ふたたび生活を始めるのかも知れない。 「ヒロシマ・ノート」 大江健三…詳細を見る -
中秋の名月に、会えなかった。
きのう、九月十三日、中秋の名月の日は、未明から雨が降っていた。朝方にはその雨も絶え、一日中、どんよりしている。だが、それでも、夜の七時前、ボクはそそくさと芦屋浜へ出た。コンクリートの階段になっている堤防に座り、空を見…詳細を見る -
小林誠の「古事記解読」
おもしろい本だった。読んで、よかった、そう思った。この本の研究対象としている範囲は、古事記の中でも、まず「天地初發之時」から既に鉄器の文化圏であった神倭伊波礼毘古命(カミヤマトイワレビコノミコト)が南九州から東征して…詳細を見る -
九月、玄関先の冬の闇。
午前四時前、雲の多い日が続いて、急に驟雨が走っていた空が、すっかり晴れていて、ダイニングのベランダの軒下からシリウスが見えた。眼鏡をかけ、門灯を消し、玄関から闇へ出た。 オリオン! そして、シリウス、プロキオ…詳細を見る -
山口勇子の「おこりじぞう」
「わらいじぞう」がどうして「おこりじぞう」になってしまったのか? そのいきさつを書いたのがこの物語です。 ボクは生まれて初めてこの物語を読みました。が、この本の巻末に書かれた作者の解説を読んでいると、小学生の…詳細を見る -
津田文子の詩集「夢のような月日が流れて」
これは津田さんの第三詩集だが、もうずいぶん昔に、第二詩集を読んでいる。このたび出版された第三詩集を読んでいて、ふと懐かしく、津田さんの第二詩集を書棚から抜き出した。 「きょうが逃げていくようです」 津田文子著…詳細を見る -
いいだももの「アメリカの英雄」
この小説は、一九四五年八月六日および九日、ヒロシマ、ナガサキに原爆を投下したパイロットが、終戦後、アメリカ本国にスーパー・パイロットとして、すなわち、本土決戦を断念させて日本を無条件降伏に追い込んだアメリカの英雄とし…詳細を見る -
岩倉律子詩集「龍の看取り」を出版します!
岩倉さんは、主に「罫」、「ら」、「サルトビ」などに作品を発表してきましたが、このたび、「芦屋芸術」からそれらの詩業を一冊の詩集にまとめて発表することになりました。 「詩集 龍の看取り」 岩倉律子著 発行所芦屋…詳細を見る










