芦屋ビーチクラブ その30

 私はいつも我が家の庭に八年前に亡くなった愛犬ジャックの形見、彼の食事用のステンレスの円形容器に水を満たして、鳥たちの水飲み場のために木製の棚を作り、その上に置いている。そして毎朝食器をキレイに洗って水を入れ替えている。

 けさ、その水が凍っていた。去年の十二月から今日までで四回目。きのうは一日寒かったが、夜中に冷え込んだのだろう。

 きょうは日曜日。いつものように芦屋浜へ出かけた。東側の防潮堤の下に生えている雑草を抜いてみた。その辺りは東からあたる朝日の陰になっていて、そのうえ雨の日が多かったため、凍りついている。雑草を根っこから抜くことが出来ない。そればかりか、手袋を持参するのを忘れてしまったため、手が凍え切って、とうとう抜くのを断念した。

 浜辺の周辺のゴミ拾いをした。

*写真は、東側の防潮堤の下から臨んだ芦屋浜と六甲山。八時半前後。雲ひとつなく、空は真っ青。春がここまでやって来た。

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