カテゴリー:読書
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デイヴィッド・リンゼイの「憑かれた女」を読む。
こんな長編小説を読んだ。 「憑かれた女」デイヴィッド・リンゼイ著 中村保男訳 サンリオ文庫 1981年4月5日発行 この本には、コリン・ウィルソンの「不思議な天才―デイヴィッド・リンゼイ論」が併録され…詳細を見る -
佐川亜紀詩集「その言葉はゴーヤのように」を読む。
こんな詩集を読んだ。 「その言葉はゴーヤのように」 佐川亜紀著 土曜美術社出版販売 2024年9月1日発行 四章で構成されていて、(Ⅰ)六篇、(Ⅱ)四篇、(Ⅲ)九篇、(Ⅳ)六篇、最後に「対話」という詩…詳細を見る -
アンナ・カヴァンの「氷」を読む。
こんな長編小説を読んだ。 「氷」 アンナ・カヴァン著 山田和子訳 サンリオ文庫 1985年2月28日発行 この作品の著者は一九〇一年に生まれ、一九六八年にこの世を去っている。二度結婚し二度とも離婚して…詳細を見る -
マゾッホの「残酷な女たち」を読む。
昔、この著者の代表作「毛皮を着たビーナス」を読んだ。周知のとおり、精神科医クラフト・エビングがマゾヒズムという言葉を生み出したその源泉、「マゾッホ」である。 「残酷な女たち」 マゾッホ著 池田信夫/飯吉光夫訳…詳細を見る -
苗村和正詩集「子規の庭」を読む。
詩作品といっても、さまざまな作品がある。だから、詩とは何かといっても、さまざまな何か、そう答える他に適切な言葉を私は持たなかった。 こんな詩集を読んだ。 「子規の庭」 苗村和正著 土曜美術社出版販売 …詳細を見る -
中塚鞠子の詩集「水族館はこわいところ」を読む。
誤解を承知の上で、私はこの詩集の読後感をこう表現したい。「おもしろい」作品集だった。再読三読した。私の持論だが、詩作品も他人に読んでいただくことを前提しているのだから、読み物として面白い、その辺りも大切ではなかろうか…詳細を見る -
レーモン・ルーセルの「額の星/無数の太陽」を読む。
過日、私はこの著者の長編小説を二作、「ロクス・ソルス」と「アフリカの印象」を読んだ。一応「長編小説」と書いてみたが、一言で言えば「詩的奇書」と呼ぶのが相応しいだろう。もう一歩言えば、むしろ従来の小説を否定するロマンだ…詳細を見る -
レーモン・ルーセルの「アフリカの印象」を読む。
今年の四月に同じ著者の「ロクス・ソルス」を読んだが、このたびは、この作品を読んだ。 「アフリカの印象」 レーモン・ルーセル著 岡谷公二訳 平凡社 2019年6月10日初版第2刷 この作品は一九一〇年に…詳細を見る -
寄稿文芸誌「KAIGA」126号を読む。
原口健次さんから詩誌が送られてきた。 寄稿文芸誌「KAIGA」126号 編集発行人 原口健次/発行所 グループ絵画 2024年7月31日発行 四人の詩人が併せて十篇の作品を発表している。ただ、四人のう…詳細を見る -
詩誌「リヴィエール」195号を読む。
永井ますみさんから詩誌が送られてきた。 詩誌「リヴィエール」195号 発行所/正岡洋夫 2024年7月15日発行 十二人の詩人の十三篇、表紙裏の作品を加えると十四篇の詩で構成されている。川本多紀夫の「…詳細を見る