カテゴリー:読書
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西山光子詩集「ハコベの唄」を読む。
春の七草のひとつ、ハコベは小さな白い星の形をした花を咲かせる。可憐な花。この花の名を題にした詩集がある。 「ハコベの唄(うた)」 西山光子著 澪標 2024年3月31日発行 名は体を表すというが、この…詳細を見る -
後藤光治個人詩「アビラ」17号を読む。
こんな個人詩誌を読んだ。 後藤光治個人詩誌「アビラ」17号 編集発行/後藤光治 2024年3月1日発行 全体の流れは従来通り、巻頭に「ロラン語録」が掲げられていた。次に著者の<詩作品>六篇、「ロラン断…詳細を見る -
詩誌「現代詩神戸」284号を読む。
永井ますみさんから詩誌が送られてきた。 「現代詩神戸」284号 編集/今猿人・神仙寺妙・永井ますみ 2024年3月10日発行 十八人の作家が21篇の詩を発表している。また、永井ますみが今猿人詩集「四百代…詳細を見る -
詩誌「リヴィエール」193を読む。
永井ますみさんから詩誌が送られてきた。 「リヴィエール」193 発行所/正岡洋夫 2024年3月15日発行 12人の作家の詩14編、6人の作家のエッセイ6篇で構成されている。 中でも、川本多紀…詳細を見る -
松村信人の「似たような話」を読む。
縁あってこの本を手にした。しかし、縁とはいっても、限りない偶然の果て、この本を開いていた。 「似たような話」 松村信人著 思潮社 2018年10月1日発行 これも偶然だったが、著者と私は同じ年代の生ま…詳細を見る -
詩誌「座」第77号を読む。
津田文子さんから詩誌が送られてきた。 「座」第77号 座の会 2024年2月1日発行 六人の詩人が九篇の詩を発表している。それぞれ、生きてきた時間の厚みを感じさせる言葉だった。森山貞子の二篇の四行詩は…詳細を見る -
ペトロニウスの「サテュリコン」を読む。
こんな本を読んだ。紀元65年ごろ、ローマ帝国のネロが皇帝だった時にその側近によって書かれた作品だった。 「サテュリコン」 ペトロニウス作 国原吉之助訳 岩波文庫 2023年7月27日第9刷 男や女たち…詳細を見る -
四元康祐の「シ小説・鮸膠」を読む。
こんな作品を読んだ。 「シ小説・鮸膠」 四元康祐著 澪標 2023年7月25日発行 散文と詩と短歌を組み合わせて、鮸膠(にべ)という男の世界を構成した作品だった。この世に結びつこうとする言葉と、部屋の…詳細を見る -
高階杞一の詩集「夜とぼくとベンジャミン」を読む。
こんな詩集を読んだ。 「夜とぼくとベンジャミン」 高階杞一著 澪標 2017年7月20日発行 全体が五部に分かれている。いったいどんな詩集なのか、頁を開いてみよう。 さまざまな言葉の実験室だっ…詳細を見る