カテゴリー:山下徹の詩
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親水公園にて その33
あの女と もう一度 話がしたい 道ばたの 赤い彼岸花を見ながら 何故か そんな言葉が浮かんできた *台風十四号がまだここまでやって来ない、夕方の五時前。親水西公園の川沿いに咲く赤い彼岸花。…詳細を見る -
親水公園にて その32
夏の間、毎朝庭の掃除をしていると、早くからもうアリが活動しているのがわかる。私が小さかった頃と違って、最近は黒いゴマの実より細かいアリばかりだ。大きなアリはいない。地中から粉末のような砂を巣穴の周りに積み上げている。…詳細を見る -
親水公園にて その31
歩いていると まだ生きているのが わかる 夏が終わった *午後五時過ぎ。親水中央公園西側の橋。私は毎日二回、昼と夕にこの橋を渡り、芦屋浜に出て海を見ている。 きょうは台風十四号の影響か、…詳細を見る -
親水公園にて その30
あなたを通り抜けて わたしは歩いて 出た 透きとおっていた それほど 死が近いのだろうか *朝九時過ぎ。親水公園の西側から東を撮った。夏枯れたアーモンドの木、雑草に埋もれたローズマリー、街灯、マ…詳細を見る -
親水公園にて その29
悲しかったら 悲しいままで 死んでいいと思う *午後一時前、親水中央公園の西側の橋から東に向かってスマホを向けた。手前に咲いているローズマリーの先、アーモンドの木は、晩夏の苛烈な日差しにまるで枯れ木の…詳細を見る -
親水公園にて その28
人間は 孤独だから 言葉が あるのかもしれない 孤独だから 話しかけるのかもしれない 孤独だから 好きだと言うのかもしれない 孤独だから 無言で あなたと愛しあうのかもしれない…詳細を見る -
親水公園にて その27
木の下に立って 好き を考えていた…… 少年時代 トカゲ 好き ヘビ トンボ ホタル カブトムシ チョウ 好き ……モンキチョウ モンシロチョウ アゲハ キアゲハ クロアゲハ ベニシ…詳細を見る -
親水公園にて その26
一九六九年秋。私がSのアパートで遊んだのは、あれが最初で最後だった。 遊んだ? いや、私たち二人はじっと見つめあったままだった。三つくらい年上の彼女はベッドの縁に座って私を見上げ、まだ二十歳だった私は勉強机の…詳細を見る










