カテゴリー:山下徹のブログ
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シェムリアップ第二夜
3月11日(金)。5時過ぎに起きて、アンコール・ワットの中央塔からあがる朝日を西参道から見るために。 バスの車窓からやがて薄明の中に浮かび上がる堀とその向こう側でじっとうずくまる暗く固まったジャングル。東西約15…詳細を見る -
シェムリアップ第一夜
011.3.10(木)。ホーチミン市11:40発ベトナム航空VN-827、シェムリアップ国際空港12:40着。 国際空港といっても、タラップを降りると、ターミナルまで100mくらいのんびり歩いていく。 シェ…詳細を見る -
佐東利穂子「SHE」
これまでダンスを観るために劇場まで足を運んだことなどなかった。楽器よりも声楽、声楽よりも舞踊はより人間の肉体や生理へ接近するため、僕の脳の中はどろどろになるのだった。 しかし僕は、2010年12月11日、「平山素…詳細を見る -
藤井章子の詩「都市」
不思議な味がする詩である。「すてむvol.48」十六頁から(2010年11月25日刊)。まず第一連、第二連で都市の特異な暗喩が出てくる。 第一連の都市の暗喩。それは軟白されたアスパラガス。第二連の都市の暗喩。それ…詳細を見る -
ザ・コレクション・ヴィンタートゥール
2010.12.10(金)。今回もご近所のK子さんから入場券をいただき、家内の運転で兵庫県立美術館に来た。 全展示作品を8区分して、第1章フランス近代Ⅰ:ドラクロワから印象派まで(14作家13作品)、第2章フラン…詳細を見る -
「詩誌らⅡ」から(2010.12.10発行)
明治に発生した詩は青春文学だと思っていたが、どうやら平成も深まり、老人も含めたあらゆる年代層の表現世界に成熟してきたと思う。 四人家族だった昔と違って、今は一人暮らしになった由布州子の編集後記から。「深い徒労感と…詳細を見る