「風のたより22号」を読む。

 伊川龍郎氏から雑誌が送られて来た。

 「風のたより22号」 発行所 風のポスト 2021年3月

 六人の人がさまざまな文章を書いていた。上原昭則は故郷の沖縄から高知の短期大学で苦学したときの回想記を語っている。若月克昌は軽妙な会話を中軸にして構成した小説を二篇発表している。伊川龍郎は漱石の小説「門」に寄り添って精神の地獄の手前を彷徨っている。小坂厚子は二篇の詩で跳んだり跳ねたりする言葉の世界を透かし絵のように形作る。松本孝幸は大島弓子の宇宙を完結する。

 それぞれの人が自由気ままに語り続けるのが、この雑誌の魅力だろう。

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