芦屋芸術は 、たがいに共感できる世界を言葉で表現することを、めざしています。
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「芦屋芸術」からフォト詩集「七年の後に」が出版されました!
「恋愛詩篇 えっちゃんの夏」が完成しました!
「芦屋芸術二十号」が出来ました!
フォト詩集「親水公園にて」が出版されました!
「錯乱詩集 一日、一詩。」が澪標から出版されました!
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toru-yamashitaの記事一覧
2024-8-13
山下徹の詩
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お湯が沸くまで
次元によって変わるのだろうか。それならば、彼もまたさまざまな次元に存在していて、その次元ごとに与えられた運命があり、さまざまな次元、さまざまな生命体、あるいはさまざまな物体、例えば石になってみたり鞭になって牛馬や人を…
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2024-8-12
山下徹の詩
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両手切断
まだ生きている、彼はそう思った。彼女を喪って十年が過ぎていた。爆発物取締法違反容疑。罪名はいくらでもやって来た。恐喝未遂罪。パワーハラスメント。無根拠誹謗罪。男女差別容疑。同性愛拒否侮辱罪。反対運動酸化剤、いや違った…
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2024-8-11
山下徹の詩
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闇は闇のままで
「わたし殺せなかった」 この言葉が、いつまでも鮮明に刻まれている。 彼はそれ以上の詳細を彼女に尋ねなかった。もうどうでもよかった。今になってみれば、あの時、最も可能性のあった犯人は、おそらくあいつだった…
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2024-8-10
山下徹のブログ
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鑑賞
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亀と洗い場
昨夜、いつものスナックで飲んで、帰宅したのは本日午前零時半。そのままベッドに朝まで横たわっていた。 きょうはやらねばならないことがあった。家事や朝食を済ませ、庭掃除、カラス夫婦とスズメたちのお食事。また連日の…
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2024-8-9
山下徹の詩
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闇と愛
意外と早いのかもしれない。彼は両てのひらを見つめながら、椅子に座り、じっとうつむいていた。死刑がやって来るのは。 留置場に二十三日間の拘留。その間、脳裏にさまざまな顔が現れる。さまざまな。しかし、彼女は現れな…
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2024-8-8
山下徹の詩
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犯人
誰が仕組んだ罠か。思い当たる筋をたずねてみた。あらゆる可能性のある道筋をたどってみるのだった。 こちらの細道から行けば、崖から転落する。だから、これではなかった。それじゃあ、この道だろうか。この道だと、国道四…
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2024-8-7
山下徹の詩
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真昼のひとり言
なぜ出てくるのだ。今頃になって。なぜ? すると、ナーゼ、そんな反響音がした。 こんな狭い部屋で、こだまか。バカにしやがって。お話にもなりゃせん。こん畜生め! すると、チクーショー、チクチク。こんなこだ…
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2024-8-6
山下徹の詩
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砂戦争
何が鳴っているのだろう。よくわからなかった。川の流れる音がしているが、この辺りにそんなものがあるはずはなかった。荒地のはずだった。それじゃあ、地下水でも流れているのか。長年この家に住んでいるが、そんな噂はついぞなかっ…
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2024-8-5
山下徹の詩
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抹消登録
<Ⅰ> 何か手違いがあったようだ。契約上の問題で、彼も関係した以上、無視するわけにはいかなかった。 特殊な請負契約上のトラブルだった。元請A社の全ての賠償責任をB社が担保する契約だった。この「全て」とい…
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2024-8-4
山下徹のブログ
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雑
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芦屋ビーチクラブ その42
きょうは午前三時前に起きて、「天井で音がする」という詩と挿絵を作りブログに投稿。そのあと、ネットでニュースをパラパラと確認。恵贈していただいた故冨永滋氏の死後出版詩集「未完の愛の詩集」を読了。いずれ再読してブログに感…
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