カテゴリー:文学系
-
「栗原貞子詩集」を読む
最近、所謂「原爆文学」と呼ばれている作品を読み続けているが、ほとんどの作品が絶版になっている。従って、ネットで探して、中古品を買わざるを得ない。既に、「原爆文学」は、日本人の心から離別したのだろうか? 「ヒロシマ」や…詳細を見る -
ゴーリキイの「どん底」
ボクの悪いクセだが、そして、同じようなクセを持っている人は結構いるんじゃないかと思うのだが、いずれ読もうと買った本が、そのまま本棚の片隅に眠っていて、もう買ったことさえ忘れている、そんな衝動買いに近い経験がボクには少…詳細を見る -
井伏鱒二の「黒い雨」
このところ、所謂「原爆文学」を読み続けているので、やはり、この本を開いた。 「黒い雨」 井伏鱒二著 新潮文庫 昭和51年9月20日 第16刷 日本を代表するこの作家の短編に関して言えば、それなりに読ん…詳細を見る -
「田中千雄の短歌」を読む
この歌集を手にしたのは、こんないきさつがあった。……年内には、「芦屋芸術」から岩倉律子さんの詩集を出す予定だが、その岩倉さんから、「私の義兄の遺稿集で、ぜひよんでやってください」、そんなメッセージを添えてこの本が送ら…詳細を見る -
「或る女」に、出会った。
過日、船場センタービルで用を済ませ、地下鉄御堂筋線本町駅から梅田に出た折、まだ昼前だったので、紀伊国屋へ寄り、そこで或る女に出会った。 「或る女」 有島武郎著 新潮文庫 もう去年の七夕の話になるが、或…詳細を見る -
四十年ぶりに、原民喜を読んだ。
綺麗な音楽を聴いた。悪魔的な人間たちの無制限な欲望の果て、この世に出現した「広島」という地獄的虚無を描きながら、何故これほどにまで美しい、透明な調べがボクの胸を打つのだろうか。 「夏の花・心願の国」 原民喜著…詳細を見る -
「原爆詩集」が、無性に読みたくなった……
永遠なるものを表現しようと志した詩よりも、ただ一回限りの出来事を表現しようと志した詩の方が、永遠性が内在するのかも知れない。そして、ただ一回限りの出来事において、聖なる真実が顕現するのかも知れない。 「原爆詩…詳細を見る -
「ギリシア抒情詩選」を読みました。
昔、あちらこちら興味のおもむくまま拾い読みしていた本。そんな本がまた読みたくなって、本棚を探した。 「ギリシア抒情詩選」 呉茂一訳 岩波文庫 昭和45年9月30日第5刷 この詩選は、だいたい紀元前七世…詳細を見る




