芦屋芸術は 、たがいに共感できる世界を言葉で表現することを、めざしています。
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フォト詩集「親水公園にて」が出版されました!
「錯乱詩集 一日、一詩。」が澪標から出版されました!
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カテゴリー:山下徹の詩
2023-12-16
山下徹の詩
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冬の真夏日
余程嫌われているのだろう。ほとんど哀れというほかなかった。だからこの二年間、彼は毎日自分に向かって、おまえはとても哀れな奴だ、何度も言い聞かせ続けてきた。また、こうでもしなければ、JRの線路に寝転ぶか、ビルの屋上から…
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2023-12-15
山下徹の詩
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十二月の鴉
静かに墓場まで行こうと思う そんなとりとめもないことを語りあいながら 十二月の夕暮れ 男は女の肩を抱きしめて歩いていった 屋根の上で 鴉が鳴いた …
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2023-12-14
山下徹の詩
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ある混乱
やっかいな問題を抱えてしまった。一応息子ということにしてある。何故そんな馬鹿なことをしたんだ、そう問詰されてもお答えするすべはない。 事の次第はこうだった。 展示会で編物のポスターを見ていて、一度やっ…
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2023-12-13
山下徹の詩
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こうして死んでいく。
彼は身辺から楽しみがなくなっているのにやっと気付いた。ここで「やっと」と表現したのはそれなりに意味があった。 彼がこの世で生きたこの七十数年間、時に応じて、あれこれ楽しみがなかったとは決して言えなかった。だか…
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2023-12-12
山下徹の詩
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楽しかった
ひょっとしたら酒はからだにいいのかもしれない。そう思えるこのごろである。もちろん、毎日酒は飲んできた。そろそろ生まれて百年に近づいてきたが、昼間から当てなしで飲んでいる。元来私は酒が好きなので、当てやおかずはなしで飲…
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2023-12-11
山下徹の詩
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緑色の愛
部屋の片隅に黒い円筒形のゴミ箱。いったい誰が置いたのだろう。彼にはまったく記憶がなかった。 直径三十センチくらい、高さ五十センチくらいのなんの変哲もないゴミ箱。中を覗くと、底に直径二十センチ近い楕円になった緑…
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2023-12-10
山下徹の詩
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ガラスの滝
危ない集合住宅に住んでいた。とんでもない話だった。すべてはガラス製品だった。透明だった。 テーブルも椅子も透明ガラスだった。腰を掛けるのがためらわれた。割れたり折れたりするのじゃないか、とても不安だった。また…
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2023-12-9
山下徹の詩
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立入禁止だった。
仕事から帰ってみると、立入禁止になっていた。九年前に妻を喪ってからというもの、一人住まいだったため、確かに廃屋に近い状態だと言えなくもなかった。しかし私はこの中で飯を食ったりベッドに寝ころんだりして暮らしてきたのだ。…
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2023-12-8
山下徹の詩
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赤いスープ
スープが出て来た。濁った赤。 人参だろうか。それともトマト? だだっ広いレストランに彼ひとりだった。 従業員の姿が見えない。 ならば、このスープは誰が運んだのだろう。 こんな初歩的な疑問が…
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2023-12-7
山下徹の詩
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ある悲劇
あれはいったいなんだろう 例えば こんな音がした ずるずる ざるざる でも どうやら 日替わりメニューみたいで かなかな さなさな だからいったいなんだろうと首をひねる…
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