芦屋芸術は 、たがいに共感できる世界を言葉で表現することを、めざしています。
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「芦屋芸術二十号」が出来ました!
フォト詩集「親水公園にて」が出版されました!
「錯乱詩集 一日、一詩。」が澪標から出版されました!
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カテゴリー:山下徹の詩
2024-5-15
山下徹の詩
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ふとんの中へ
水が 届いてくる ふとんの中まで ひとすじ 流れて 流し台から落ちていたり やかんに溜まっていたり 耳をそばだてれば 家じゅう あちら こちら 水音が聞こえてくる …
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2024-5-14
山下徹の詩
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もうちょっとだけ
あと三十分だけ やらせて そしたら はいっていく 森の中へ だから あと三十分でいいの ねえ やらせて ね ちょっとだけ …
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2024-5-13
山下徹の詩
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宙に浮かぶ魚
二日前には人差指が宙に浮かんでいたが、きょうは魚が浮かんでいた。ダイニングテーブルの左端辺りから一メートルくらいの高さの空間だった。別に泳いでいるわけではなかった。魚の種類には疎い私でよくわからなかったが、背中が濃い…
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2024-5-11
山下徹の詩
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指先から
もうその方向に逆もどりは出来ない 一方通行だった 背後に足跡と靴音を残して 今は こんな赤い袋の中から 青空を見あげている やがて足跡も靴音も途絶えた すべてが消えていた ただ…
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2024-5-9
山下徹の詩
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黒い泡
こうしてふたりは離れてゆくのだろうか 手ぶらのままで すべてを忘却して 右足さえ残さず くちびるから浮かぶ この黒い泡とともに …
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2024-5-8
山下徹の詩
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右足
しんなりした てのひらが 踊っていた 水の中 すいすい していた 底の方から くちびるが ねっちゃり 浮かんできた 開いていた ふくふく 噴き出した ふくふく ふく…
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2024-5-7
山下徹の詩
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真昼の夢から
来る日も来る日もわたくしは真昼になると近所の公園を通り抜け、芦屋の海辺を散策している。五月に入り、真夏日かと思われる日もあり、炎天下、たとい帽子をかぶっているとはいえ、頭の中では陽炎に似たゆらめきが立ちこめている。 …
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2024-5-6
山下徹の詩
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卒業
真っ暗な高速道路を軽乗用車で突っ走っている。夕刻になって冷蔵庫がほとんど空なのに気づき、あわてて晩御飯の食材を求めて彼は飛ばしているに違いなかった。しかしわざわざ真っ暗闇を走る危険を冒して高速道路のサービスエリアを探…
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2024-5-5
山下徹の詩
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詩
<原因> 酩酊して じっと椅子に座ってると 頭の中に どっと言葉が出て来た <結果> 脳に死 ごめん 詩が 陳列されていた 無音のまま …
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2024-5-4
山下徹の詩
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もうすぐあしたになるかな
終わった きょうは もうすぐ あしたが来る このベッドで 一寝入りしている間に いや ひょっとしたら このベッドの上で あの世が来るのかも …
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